「車庫証明手続き」について

こんにちは。ファイブ行政書士法人の菅野です。
本日は、「車庫証明手続き」についてお話します!

私の母が車の買い替えを検討中のため、先日、大阪府内のディーラーに車を見に行ってきました。いい車があり、今後の手続きを確認する中でディーラーさんから「車庫証明をお願いします」と言われました。

「車庫証明」という言葉を、耳にしたことのある方は多いと思いますが、実際に自分が「車庫証明を取る」となった場合、戸惑ってしまうのではないでしょうか?
今回は、そんな「車庫証明の手続き」について解説します。初めて自分で手続きをする方でも、この記事を読めばスムーズに手続きを進められるよう分かりやすくお伝えしていきます。

①「車庫証明」とは?どんな時に必要?

まず、車庫証明とは、正式には「自動車保管場所証明」と呼ばれるものです。これは、自動車を登録する際に、その車を保管する場所(車庫)が確保されていることを証明するための書類です。車を購入したのに、保管場所がなければ路上駐車が増えたり、交通の妨げになったりする可能性がありますよね。そのようなことを防ぐため、「自動車保管場所証明」の申請は、法律で定められている大切な手続きになります。

車庫証明が必要になるのはどんな時?

新規登録新しい車を登録する時(新車を購入した時

「ナンバープレートのついていない車」を、新しく公道で走れるように登録するケースです。例えば、ディーラーで新車を購入したとき、中古車店で「車検なし(一時抹消済み)」の車を購入し、新しく車検を取ってナンバーをつけるときなどです。

変更登録:引越等により使用の本拠の位置が変更した時

すでにナンバーがついている車の「持ち主(使用者)」は変わらないけれど、引越しなどで「住所や車庫の場所」が変わるケースです。例えば、引越しをして、住民票の住所(個人の場合)や会社の所在地(法人の場合)が変わり、それに伴い「自動車の使用の本拠の位置」が変わった時、引越しはしていないけれど、近くに新しく月極駐車場を借りて、車を置く場所(保管場所)だけを変更したときなどです。

移転登録:譲渡等により使用の本拠の位置が変更した時

所有者の名義を変更した時、いわゆる「名義変更」のことです。車の持ち主が変わり、さらに新しく所有者・使用者になる人の「使用の本拠の位置(自宅など)」が変わるケースです。具体的には、中古車店やネットオークションなどで、ナンバー付きの「中古車」を購入したとき、友人や知人から車を譲り受けたときなどです。

簡単に言うと、「これから車を保有します」「車の保管場所が変わります」という時に必要になる、と覚えておくと良いでしょう。

💡ワンポイント・アドバイス

車庫証明は、車の登録手続きを行う上で必要不可欠な書類です。この証明がないと、車の登録ができませんので、納車時期に合わせて早めに準備に取り掛かることをおすすめします

🎯これで完璧!車庫証明の申請に必要な書類と記入のポイント

車庫証明の申請には、いくつかの書類が必要です。初めて聞く書類名に戸惑うかもしれませんが、一つずつ確認していきましょう。

  1. 自動車保管場所証明申請書
    • これは警察署や警察署のウェブサイトから入手できる書類です。車の保管場所を証明する申請書類になります。
    • 記入すべき項目には、車の情報(型式、車台番号、排気量など)がありますが、ディーラー(車屋さん)から教えてもらうか、車検証や契約書等の書類を確認しましょう。
  2. 保管場所の所在図・配置図
    • 所在図:自宅と保管場所の位置関係がわかる地図です。手書きでも、Googleマップなどの地図を印刷して貼り付けてもOKです。
    • 配置図:保管場所の具体的な配置(駐車スペースの幅、奥行き、出入口、周辺の道路など)を描いた図です。寸法を正確に記入することが大切です。
  3. 保管場所使用権原疎明書面(自認書)または保管場所使用承諾証明書
    • 自認書:ご自身が保管場所の土地・建物の所有者である場合に提出します。
    • 使用承諾証明書:月極駐車場など、他人から土地・建物を借りて保管場所とする場合に提出します。大家さんや管理会社に記入してもらう必要があるので、早めに依頼しましょう。
    • 重要ポイント:この書類の取得が、手続きの中で最も時間がかかる場合があります。特に使用承諾証明書は、大家さんの都合もあるため、余裕を持って準備を始めましょう。

これらの書類は、管轄の警察署の窓口やウェブサイトからダウンロードできます。

💡ワンポイント・アドバイス


「保管場所使用承諾証明書」は、有効期限が設定されていることがほとんどです。交付日から3ヶ月以内のものなど、警察署によって規定がある場合がありますので、事前に確認しておきましょう。有効期限切れだと再取得が必要になることもあります。

②申請から取得までの手続きの流れ

必要な書類が揃ったら、いよいよ申請です。

  1. 申請先
    • 車の保管場所を管轄する警察署の交通課窓口へ申請します。
    • ご自身の住所ではなく、車を停める場所の住所を管轄する警察署です。間違えないように注意しましょう。
  2. 手数料
    • 申請時に「申請手数料」として約2,200円(都道府県によって多少異なります)。 収入証紙で支払うのが一般的です 。
  3. 所要日数
    • 申請後、警察署が保管場所の現地調査を行います。問題がなければ、通常、中3日〜7日程度で交付されます。
    • 土日祝日は日数に含まれないため、余裕を持ったスケジュールで申請しましょう。

手続きの流れ

① 必要書類を準備・記入

② 管轄の警察署へ申請(申請手数料を支払う)

③ 警察署による現地調査

④ 指定された交付日に、警察署で車庫証明書を受け取る

これで無事に車庫証明が手に入ります。ディーラーに書類を渡せば、車の登録手続きを進めてもらえます。

💡ワンポイント・アドバイス

平日に警察署に行くのが難しい場合は、行政書士に手続きを代行してもらうことも可能です。書類作成から申請、受領まで全て任せられるので、お忙しい方には特におすすめです。

③まとめ

今回は、車を購入したけど「車庫証明」ってどうやって取るの?というテーマで、車庫証明の基礎知識から申請方法までを詳しく解説しました。

  • 車庫証明は、車の保管場所を証明するための重要な書類です。
  • 申請には「申請書」「所在図・配置図」「保管場所使用承諾証明書(または自認書)」などが必要です。
  • 申請は、保管場所を管轄する警察署で行い、手数料と数日間の期間がかかります。

ご自身で手続きを進めることもできますが、「書類作成や平日の警察署への出向が難しいな」、「自分一人では不安だな」感じる方は、ぜひファイブ行政書士法人にご相談ください。お客様に代わって、スムーズに車庫証明の申請を代行させていただきます。

新しいカーライフが、よりスムーズにスタートできるよう、私たちがお手伝いいたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。


参考資料: